2008年07月10日
IXG

山一證券 野澤社長 涙の記者会見
思い出しますね。1997年11月自主廃業。
事実上の破綻。負債は3兆円といわれ戦後最大規模の破綻だった。
他にも北海道拓殖銀行、日本債券信用銀行、日本長期信用銀行など次々に破綻。
みずほやりそなも倒産を噂され、株価は下落の一途だった。
しかし破綻した銀行、生き残った銀行はその後どうなったのか?
長銀はアメリカの投資ファンド「リップルウッド・ホールディングス」にわずか10億円で買収された。
8兆円の血税が投入された後にである!
その後、2004年に「新生銀行」として再上場。
2000億円以上の利益を上げたといわれている。
二束三文で国益を「ハゲタカ」奪われたと、マスコミは連日報道した。

しかし、外資に乗っ取られるのがイヤだったら、日本の企業が、国が、
総力をあげて再建すればよかった話で、当時の日本にそんな余裕はなかった。
しかも、再建された新生銀行は「24時間ATM無料」など、
邦銀にない画期的なサービスを提供。
私も一顧客として愛用している。
山一の破綻から10年。
今度はアメリカの金融市場が大混乱を起こしている。
サブプライムローンを組み込んだ仕組み債権が大暴落。
安定度が極めて高いトリプルA評価の債権が、どんどん紙屑となった。

City Bank の20年チャート。
この1年でおぞましいほど急落している。
配当利回りは8%に迫っているが、
4半期決算のたびに、新たな不良債権が湧いて出てくる。
今まではアラブの政府系ファンドなどが増資に応じていたが、そろそろそれも限界。
今月発表される決算の中身次第では、
破綻する金融機関がいつでても不思議ではない状況になってきた。

FRB議長、投資銀行に破綻処理制度 米議会に提案へ
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/
20080709AT2M0803L08072008.html
日本経済新聞 7月10日
さあ、今こそ10年前を思い出し、10年前のリベンジと行こうではないか!
二足三文でたたき売られている金融株を格安で仕入れることとしよう。

iシェアーズ® S&Pグローバル金融セクター・
インデックス・ファンド(IXG)
個別の金融株は破綻して紙屑になるリスクがあるので、
個別の企業状況の精査に自信のない投資家にはインデックスファンドがベターだと思います。
リスクの高い投資なので総資産の10%以内で。
どこかの金融機関が破綻して大混乱になったときが狙い目ではないでしょうか。



